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ゴブレットを使って演奏するグラス・ハープ

箱根にガラスの美術館があります。
そこで、ガラスの楽器を使った演奏会がときどき開かれています。
ガラスの楽器というと、いったいどんなものがあるのだろうかと調べてみました。
そのひとつに、グラス・ハープというのがあるのを見つけました。
そんなに大きいガラス製のハープなんて、運ぶときに大変そうだと思ってしまいました。
ところが、写真を見てびっくり。
ガラスのハープだと決めつけていたのですが、まったく違う楽器だったのです。
楽器というイメージすらありません。
ゴブレットの縁を指でこすって音を出すことで楽器として使用しているのです。
音程を調整するために、ゴブレットの中に水を入れるのが一般的だそうです。
各音程を調整したゴブレットを並べることで、音階を作ることができます。
この演奏方法は、紀元前2300年に存在したというから驚きです。
1761年には、このグラス・ハープを工夫して演奏しやすくしたアルモニカという楽器も発明されたようです。
しかし、この楽器もその後製造が絶えていくために、幻の楽器とされていたそうです。
1984年に復興されましたが、演奏者は数少ないとのこと。
グラス・ハープ自体も専門の演奏者はほとんどいないそうです。
専門的な演奏楽器としての認識が一般的にされていないからだと思います。
プロ方の場合は打楽器奏者が、臨時でグラス・ハープを演奏することが多いそうです。
今は、グラス・ハープで演奏されたCDで、その音を楽しむことができますが、一度演奏会で生演奏を聴いてみたいと思っています。

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